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フランチャイズ(フランチャイジング)とは
franchise or franchising
日本とアメリカに見るフランチャイズの定義
日本の定義
フランチャイズとは、事業者(「フランチャイザー」と呼ぶ)が他の事業者(「フランチャイジー」と呼ぶ)との間に契約を結び、自己の商標、サービスマーク、トレー ド・ネームその他の営業の象徴となる商標、及び経営のノウハウを用いて同一のイメージのもとに商品の販売その他の事業を行う権利を与え、一方フランチャイジーはその見返りとして一定の対価を支払い、事業に必要な資金を投下してフランチャイザーの指導及び援助のもとに事業を行う両者の継続的関係をいう。
一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会(略称:JFA)の定義より
(昭和47年6月策定、同54年4月一部改定)
アメリカの定義

Franchising is a method of distributing products or services.  At least two levels of people are involved in a franchise system: (1) the franchisor, who lends his trademark or trade name and a business system; and (2) the franchisee, who pays a royalty and often an initial fee for the right to do business under the franchisor's name and system. Technically, the contract binding the two parties is the “franchise,” but that term is often used to mean the actual business that the franchisee operates.

フランチャイジングとは、商品・サービスの流通手段である。少なくとも二者がフランチャイズ・システムに係わり合いを持つ。(1)一人はフランチャイザーであり、フランチャイザーは商標もしくは商号とビジネス・システムを提供する。(2)もう一人はフランチャイジーで、フランチャイザーの名称とシステムの下で事業を行う権利を取得するために、ロイヤリティーや時にはイニシャルフィーを支払う。法的には、二者間の契約が「フランチャイズ」であるが、時にはフランチャイジーが運営する実際の事業を意味するのに使用される。
International Franchise Association 国際フランチャイズ協会(略称:IFA)の定義
(IFAのホームページより  邦訳はフランチャイジングJP)
定義の解説
いろいろな定義がありますが、フランチャイズには
次の11の重要な要素があることが分かります。
1.フランチャイザー franchisor (事業者)
永年の事業実績の中で、信用と名声を得た商標・サービスマークと経営のノウハウを持ち、商品の販売その他の事業を行う事業者でフランチャイズ本部です。
2.フランチャイジー franchisee (一方の事業者)
独立した経営主で加盟店(個人または、法人)です。事業者としての経営能力、自助努力、責任が要求されます。
3.契約の存在
上記の独立した両事業者が契約を結ぶことによってフランチャイズは成り立っています。両者には契約上、さまざまな権利・義務が発生します。
4.商標(トレードマーク trade mark) ・役務商標(サービスマーク service mark) ・商号(トレードネーム trade name)・営業の象徴となる標章
これらは、フランチャイズ本部が永年の間に蓄積し顧客の信用を得た重要な知的財産です。これらは商標登録されており、第三者に対して対抗できるものでなければなりません。フランチャイザーはフランチャイジーに対してこれらの使用を許諾(ライセンス license)します。フランチャイズ本部にこの知的財産があって初めてフラチャイズ・ビジネスが成り立ちます。
役務商標(サービスマーク service mark)とは;サービス(役務)のような無形のものに付ける商標のこと。
商号(トレードネーム trade name)とは;商人が営業上において自己を表わす名称のことで、企業名、会社名、法人の名称。商標と商号が同じ場合もあるが、フランチャイズ契約では、本部が加盟店に使用許諾をするのは、本来「商標」であって「商号」ではないことに注意。
標章とは;「商標以外の標識を含めていうときは標章と表現する。」『フランチャイズシステムの法理論』川越憲治著2001年115頁より。
5.経営のノウハウ know-how
商標・サービスマークと共に、フランチャイズ本部に欠くことが出来ない要素です。この経営のノウハウは、フランチャイズ本部が永年の間に自己の事業で収めた成功に裏づけされている必要があります。そして、本部がその内容と質を絶えずバージョンアップ(version up 又は ブラシュアップ brushup ともいう)して行くことで、はじめて加盟店の将来の成長が約束されるのです。
6.同一のイメージ
商標・サービスマークと経営のノウハウ維持のためにフランチャイズ本部は、加盟店に契約上さまざまな条件や制約を課します。同一イメージをつくることは、その一つです。これによってチェーンストアーを形成し、本部と加盟店の両方が「規模の利益」を得ることが出来ます。加盟店にとって開業オープンと同時に多数のお客さんが来店、加盟店の営業が成り立つのは、この同一イメージによるものです。これは本部と加盟店の共通の知的財産です。
7.商品の販売その他の事業を行う権利
お客さんに商品・サービスを提供する場、すなわち「店舗」(これには塾やサービス業の事業所、無店舗販売の車両や屋台なども含まれます)があって初めて事業になります。この店舗は、本部が直営店の永年の営業実績を通して最適規模に標準化されたものです。そしてこの事業を行う権利が加盟店に対して契約によって付与されます。
8.一定の対価
これは、商標・サービスマークと経営のノウハウの使用及び商品の販売その他の事業を行う権利を取得するための金銭のことです。これを対価と呼びます。対価にはさまざまな名称と見返りがあります。加盟金 initial fee、ロイヤリティ royalty などは、代表的なものでこれに該当します。対価を支払うことの意味は、名称だけで判断することなく、その見返りは何かで判断すべきです。
9.資金の投下
加盟店は独立した事業主としてフランチャイズ事業を営むために必要資金を投下します。いわゆる開業資金です。この回収には自助努力と一定の期間が必要です。
10.フランチャイザーの指導援助
フランチャイズ本部は、契約を結び対価を受け取った見返りに加盟店に対して経営指導といろいろな援助を行います。これを行う人の職務の名称をスーパーバイザー supervisor と呼びます。これは、資金を投下した加盟店が事業に成功するために、フランチャイズ本部が果たすべき重要な責務です。指導と援助の内容と質は、経営ノウハウと同様に絶えず本部によってバージョンアップされる必要があります。
11.継続的関係
フランチャイズ本部と加盟店との契約関係は、一過性のものではなく長期の継続的取引契約関係になります。この関係を良好に保つには、両者の間には理念の共有と信頼関係が必要になります。そしてこの関係は期限の定めがある契約であるが故に、解約するには一定の条件を満たす必要があります。
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